24年10月30日のキノコ

 前回の県外遠征で良い雰囲気の山があったので、その場所のキノコがどんな様子か確認するため、再訪した。山へ入ってみるが、ハツタケやウラベニホテイシメジなどは見つかるが雰囲気のわりに思ったほどのキノコがなく少しがっかりしながら山を徘徊していると少し遠くにいた仲間から声が掛かった。急いで行ってみると、珍しいカゴタケがあったとの事で撮影。人工物のような造形が面白い。この後、良い雰囲気の尾根がずっと続いていたのでしばらく登ってみたがキノコがあまりないので、ここの探索は止めて戻る事になった。

カゴタケ

クロラッパタケ

 一旦車の駐車位置まで戻り時間がまだ早いので次にどこへ行くか皆で相談した結果、少し離れてはいるが実績のある山を見に行ってみることになり移動した。
 林道を車で登って行くと地元のキノコ採りの人の車がところどころに止まっていた。気温低下と降雨があったので地元の人も獲物を求めてきているようだ。いつもの駐車位置に着くと前の山で多くの時間歩いたので、すでにお昼を過ぎていた。山に入る前に昼食をすまし、早速山へ入っていくと、山道の脇に少しずつキノコがある。こちらの山の方がキノコが多く出ていそうだと期待が膨らんだ。いつも入っている尾根までたどり着いてから先に進むといろいろとキノコが見つかりだし、こちらへ移動して正解だったと実感。

ホソヤリタケ

モエギタケ

ヤギタケ

ムラサキシメジ

コウタケ

ニガクリタケ

クリタケ

ナラタケ

ムレオオフウセンタケ#1

ムレオオフウセンタケ#2

群生するムレオオフウセンタケ

 入山した時刻が遅かったので日が差している時間がどんどん無くなる中、最後の方でムレオオフウセンタケが次々見つかりすべてを撮影していると暗くなってしまう懸念が出てきたため、山から車の駐車位置に戻る方を優先して、最後は急いで山を下りた。それでも沢山のキノコを目にすることが出来、非常に楽しい散策になり良かった。
 例年ならほぼ出終わっているはずの種類のキノコもこの時期にこれだけ出ているのは今年の異常な暑さがずっと続いた事と、ここに来て雨らしい雨が降り山に潤いが戻った事が大きな原因と思われる。今後は冷え込みが来ると思うが本当に寒くなる前にもうしばらくの間キノコが発生すると考えられる。

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