恒例の県外遠征キノコ散策に4名で行ってきた。
現地に着く前の林道脇の様子から山が乾いている雰囲気がしていたので、今日は厳しいかと思いつつ山へ入ってみた。
山の中も林道同様、比較的乾いていて、この山にしてはキノコの発生があまり良くなかった。更に悪いことにここもついに楢枯れが始まっていて、木の根元に木の粉が積もって枯れてしまっている木が沢山あった。このままどんどん枯れてしまうとキノコそのものも見られなくなってしまう可能性が高く、残念な気持ちになった。
そんな中ではあったが、いつものように進んで行くとシャカシメジが出ていたので撮影。水不足のためか成長があまり良くないものが多いような感じ。
シャカシメジ
先に進み、キノコの実績があるところについて探してみたが見つからず、少し離れた位置から見つかったとの声が掛かったので行ってみるとコウボウフデが今年も出ていたので撮影した。
コウボウフデ
先に進むと、木の根元で仲間がマイタケを見つけたので撮影。ここの先のいつもオオムラサキアンズタケが出るあたりに行くと、少し古くはなっていたが菌輪状になって出ていたので、その中の一株を撮影。
マイタケ
オオムラサキアンズタケ
ここからしばらく進んで実績のある奥の場所まで行ってみたが、キノコは出ていなかったので、早々に引き返してくると、行きには気付かなかったところにニワタケがあったので撮影。更に戻ってくると、小さいながらも2つ並んだハナガサイグチがあったのでこれも撮影した。
ニワタケ
ハナガサイグチ
この後、車の駐車位置まで戻って昼食をとりつつ、帰るにはまだ時間があるのでこの後どうするかを皆で相談し、面白そうな山が比較的近くにあるようなので、下見も兼ねて移動。
こちらは先に入った山に比べると肌寒くやや季節が進んでいるような感じだったが、山へ入ると乾燥具合が前の山よりは良かったので進んで行くとウラベニホテイシメジやらツノシメジなどが出ていた。こちらの山も林の感じはキノコが出そうな雰囲気なので、雨がある程度降った後なら期待出来そうな感じだった。先に入った山と距離的にそれほど離れていないので、次に来た時にはこちらへも回ったら面白そうなキノコが見つかるかもしれない。
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