24年06月29日のキノコ

 木の子の会主催の西部探索会に参加してきた。
前日から明け方にかけて大雨が降って、散策した道にはいたるところで水が流れた痕跡があり、木道のところは滑りやすく注意が必要だったり、低いところは大水の影響で生えている草がなぎ倒されていたりした。
 この時期には例年では多くのキノコが見られるが、大雨前には梅雨にもかかわらず雨が降っていなかったこともありキノコは少なかった。
 毎年歩くコースを下にある池の方向へ下って行くと、道脇の土が露出した箇所にクチベニタケが出ていたので撮影した。

クチベニタケ

 散策道を下っていつもテングタケの仲間がある箇所に着き探してみたがキノコが出ていなかった。更に進んで、池の近くの平地に着くと、探索会に参加していた男の子がキノコを見つけて騒いでいるので近寄ってみると名前のわりには大きく育った15cm位あるコイヌノエフデが出ていた。

コイヌノエフデ

 散策道を更に進んでいくと道の脇にきれいな色のハナオチバタケが出ていたので撮影。

ハナオチバタケ

 そこから少し戻って、いつも何かしらのキノコがある方へ進んでみたが、ほとんどキノコがない。今度は散策道を尾根方向へすすむべく草地を過ぎて散策道を登り始めると道の脇に立派なアカヤマドリが出ていたので撮影。後ろにまだ小さいアカヤマドリもあり、3個かたまって出ていた。

アカヤマドリ

 会の同定会の時間が近づいたので、会場に戻り参加者の採取してきたキノコを並べて名前を付け会長の解説を聞いた。参加者の目が多いのである程度の種類が集まり楽しめた。

 昼食をとった後、有志で更に探索会場内を散策。こちらもいつも歩くコースに沿って進んだところ、この時期の定番のキイロオオフウセンタケ(仮称)が出ていた。写真のもの以外にすぐ横にふるくなってしまったものもあった。

キイロオオフウセンタケ(仮称)

 一旦下りきった後、散策道を登っていくと、道脇にニワタケが出ていたので撮影。更に戻りつつ道路わきの斜面にキノコがあったので撮影。これは正式な和名が決まっていないキノコでいろいろな名前で呼ばれているイグチの仲間だ。

ニワタケ

名称不確定イグチ

 この後もコースの残りを歩き、元の駐車場まで戻って少し休憩後に解散した。前日からの雨のあとなので、非常に蒸し暑くキノコが少ないこともあり、少し残念ではあったが、それなりに楽しめたので良かった。

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