静岡市内の里山で行われた会主催の観察会に参加してきた。
歩き始めてすぐの道路脇に先行していた会員が何か見つけて集まっていたので近寄ってみると、この山で見るのは初めてとなるキヌガサタケが出ていた。見るのは初めてという会員もいて皆で撮影して喜んだ。
キヌガサタケ
道路脇を見つつ先に進むと、以前に何種類かのキノコが出ていた場所に来たので、道横に入り少し探すと、今回もいくつかのキノコが出ていた。ここでは、ニセショウロの仲間と、クロノボリリュウを撮影した。
ニセショウロの仲間
クロノボリリュウ
更に進み、やや暗い道を進むと参加者が集まっていたので近くまで行って話を聞くと、道脇の倒木に白いものが出ていてシロキクラゲかもと言っていたが、近づいて良くみるとシロキクラゲに比べて厚みがあり、シロニカワタケのようだ。
シロニカワタケ
その後、だんだんと山道の方へ進んで行き、道路からそれて山道を登って行くと、脇のやや平らになった斜面にキイボカサタケが出ていたので撮影。そこの斜面をよく探すと、ナナイロヌメリタケも出ていた。名前の通り柄がぬめぬめしていて掴みづらく傘の色も青・緑・赤・黄色などが混ざっていて面白いキノコだ。
キイボカサタケ
ナナイロヌメリタケ
この後も参加者の多くの目で見て回るといくつかのキノコが見つかったが、昨晩から今朝にかけて降雨があっただけでその前には降っていなかったので、全体的にはキノコの種類はある程度見つかったがキノコ自体の数は少なかった。
今日は歩き始めてすぐにキヌガサタケが見つかった事もあり、参加者の方は満足され楽しむことが出来た観察会だった。
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